2006.05.13 南砺市城端の曳山まつり
縦24.3cmx横33.4cm アクリル絵の具

 5月4日,5日富山県南砺市城端の曳山祭りが行われ見物に出かけました。
 JR城端線の終点のこの町は山懐に抱かれる静かな町です。町並みは小京都ともいわれるような趣があり、小路には古い民家が軒を並べて続いています。
 曳山には御神様と呼ばれる大きな像が鎮座しています。恵比寿大黒や中国の武将などです。笠鉾と呼ばれるものや獅子舞、料亭を模した庵屋台などに続いて曳山がぎゅーぎゅーという独特の音を出しながら巡行して行きます。
 狭い道を行くとき、電線を持ち上げたり、屋根を上に折りたたむ必要があり、要員が配置されています。庵屋台の中には三味線などの演奏者が入っており情緒豊かな庵唄(端唄)が聞こえてきます。
 メインストリートの道幅が広くなったおかげで明峰の袴腰山とそこに続く山並みがはっきり見えこれをバックに曳山がたいへん映えて見えました。
曳山の前を行く男衆の袴と山の対比が面白いので3人を大きく描いてみました。